歯科ドッグは、従来の歯の治療と異なり、ホリスティック・デンティストリー(全人的歯科医療)を目的とした検査のことです。 今、健康な歯をこれからも1本たりとも欠けることなく、元気であり続けるために、1年に1度、加藤歯科医院で歯の総合検診を受けられることをお勧め致します。
現在の日本では、通常、人間の歯は上下合わせて28本(親知らずがある場合は32本)ですが、60歳までに大半の方が8本以上、自分の歯を失ってしまっており、加藤歯科医院では「一生涯、自分の歯を健康に保っていただく」ことをコンセプトに、歯を失うリスクが高まる前に、そのリスクを根本から取り除くためのご提案をしております。
そのためには、しっかりとした検査をお受け頂き、皆様のお口の現状をまず知ることからはじめる必要があります。検査の目的は健康の悪化に関係のある全ての因子を見つけ、口腔の健康を悪化させる因子を除去する最良の方法をご提案するためです。「一生涯、自分の歯を健康に保っていただく」ためにも、是非、加藤歯科医院の歯科ドックをお受け下さい。
歯を失う原因は、虫歯が約50%、歯周病が約50%と言われており、この2つが二大歯科疾患であると考えられます。
これら2つの共通点は、などがあり、上記の共通点を考慮し、自分の歯を一生守るために、「定期的にメンテナンスを受け、リスクが確認された場合に速やかにそのリスクに対処する」という、予防歯科としての取り組みが必要となります。
「一生涯、自分の歯を健康に保っていただく」には、メンテナンスが歯の延命の決め手になります。
現在の日本では、「悪くなってから歯医者に行く」というスタンスの方が大半のため、50代の半数の人が入れ歯を使用し、老後は入れ歯で暮らす方が多いのが実状です。しかし、日本に次ぐ世界第二の長寿国スウェーデンの80歳の老人の歯の残存数は、日本人の2倍以上(21本)で自分の歯で生活できる方が多くおられます。
スウェーデンでは、歯医者は治療のためでなく、歯の汚れを除去したり、歯や歯ぐきの健康チェックと予防のため(メンテナンス)に歯医者に行くのが普通です。自費治療で治療費が高いアメリカでも、歯が悪くならなくても年に2~3回程度、歯医者にメンテナンスに行くのが常識です。
歯のメンテナンスにより、歯の寿命が命の寿命に追いつき生涯自分の歯で生活することも可能です。歯科医院を、「病院」としてではなく、「美容院」と思って、歯の治療のためだけでなく、「歯と歯ぐきの健康を維持し、そして綺麗になるところ」だと思って、定期的に通って頂くことにより、ご自身の歯を延命させる決めてとなります。
8020運動(=80歳になった時に自分自身の天然歯が20本残ることを目指す運動)を実現できるように、定期的なメンテナンス、そして、今ご自身のお口の状態に問題がないかどうかの「歯科ドック」を受け、しっかりと口腔管理を行いましょう。